それは突然やってきました。

2011年3月11日。いつも通りオフィスで机に向かっていると、今まで体験したことの大きな揺れが長時間続きました。

デスクの下に隠れながらとっさに頭に浮かんだのは相方と息子の事。次に東京の古い家で1人暮らししている母が浮かびました。

東日本大震災で帰宅難民

一度目の大きな揺れが収まり、すぐに2度めの大きな揺れがやってきて机の下に入る際に、そばに置いているバッグから携帯を取り出して相方と息子にメールしました。

3月11日の前日は初夏を思わせるような暖かさで、2日前は雨が降る少しだけ暖かな天気でした。

3月9日、残業を終えて千葉の自宅に帰ると、自宅前の雨上がりの道路に何十匹ものヒキガエルが出てきていて、普段はありえないヒキガエルの数に「少し暖かくなって雨が降ったから春と間違えたのかな?」と勝手に思い込んでいました。

3月10日はペットのチンチラ(げっ歯類の小動物)が何かに対してひどく警戒をしていました。大好きなドライフルーツをあげても手に持ったまま動かなくなり、全く食べずにフルーツを下に落とすという行動を何度も繰り返し、主食も殆ど食べずにケージの隅の小屋に入ったきり出てこようとしませんでした。

あれは大地震の前兆現象だったんだなぁ。と大きな揺れの中、あの異常なヒキガエルだらけの風景と、チンチラの異常なほど警戒していた姿を思い出していました。

勤務先はオフィスビルの上層階にるので揺れはとても大きく感じました。ようやく大きな揺れが収まり16階から1階まで非常階段を下りてビルの外へ避難。1時間半ほど経ってから階段を上ってオフィスに戻りました。

オフィスに戻ると幸いにもネットは通じていたので、オフィスから自宅までの徒歩ルートを調べると最短で27km。余震が続く中、とても歩いて帰れる距離ではりません。オフィスから都内の実家までの徒歩ルートを調べると11.2km。普通に歩くと3時間半はかかります。

都内の様子を調べるとビルの倒壊や火災は発生していないようなので、一人暮らしの母が心配で実家まで3時間半の道のりを歩いて帰ることにしました。

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